高騰する建造費の為、タイコンデロガ級ですら必要隻数確保できなくなったアメリカ海軍は、性能を3/4に落とし、建造費を抑え、軽量化したイージスシステムを搭載するアーレイ・バーク級駆逐艦を建造する事になった。このSPY-1Dレーダーは簡易・軽量化されたといってもA/Bタイプより性能的に向上しており、最近の艦ではTBMD能力も付加されている。海上自衛隊のこんごう型はアーレイ・バーク級をタイプシップとしている為、比較的似ているが、こんごう型は旗艦設備がある為艦橋構造物が一層高くなっている。