No.1 | 書名 | 戦艦大和・武蔵設計と建造 | |||||
著者 | 松本喜太郎著 | 出版社 | 芳賀書店 | 定価 | 5,000 円 | ||
発売 | 初版 1961/10/25 2版(改訂版) 1971/ 9/15 |
入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | なし | ||
総ページ数 | 372ページ その他 折込み図面多数 |
模型用 資料性 |
△ | ||||
内容 | 大和型戦艦の設計補佐で、大戦中海軍技術大佐であった松本喜太郎氏が大和型戦艦についてまとめた本という事もあり、多くの大和関連書籍がこの本を主要参考資料として使用しているので、大和型戦艦のバイブルとも呼ばれていました。後述の遠藤氏の資料などは、この本を持っている事を前提に書かれています。現在(2001/3/16) ではアテネ書房より下記の「戦艦大和設計と建造」が出ていますので、この本は無理に探す事はないでしょう。 |
No.2 | 書名 | 戦艦大和設計と建造 | |||||
著者 | 松本喜太郎著 戸高一成編 |
出版社 | アテネ書房 | 定価 | 20,000+税 円 | ||
発売 | 2000年 9月1日 |
入手性 | 良好 | 雑誌コード | ISBN4-87152 -209-1 C0056 |
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総ページ数 | 311ページ (図面7枚付き) |
模型用 資料性 |
△ | ||||
内容 | 上記「戦艦大和・武蔵設計と建造」に、松本喜太郎氏のその他の大和研究と、最新の大和の資料を追加したリニューアル版で、新たな戦艦大和研究の定番とも言える本です。内容は大和型戦艦の大和・武蔵だけでなく空母信濃にも言及されています。友鶴事件など旧帝国海軍の諸論文も掲載されており、大和マニア以外でも入手された方が良いでしょう。尚、表紙画像の掲載許可済みです。 |
No.3 | 書名 | 大和型戦艦の全貌 戦艦武蔵建造記録 | ![]() |
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著者 | 牧野茂/古賀繁一著 | 出版社 | アテネ書房 | 定価 | 23,301+税 円 | ||
発売 | 1994年10月24日 | 入手性 | 良好 | 雑誌コード | ISBN4-87152 -191-5 |
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総ページ数 | 291ページ(図面付き) | 模型用 資料性 |
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内容 | 戦艦武蔵の設計と建造を中心として書かれた本で、先の戦艦大和・武蔵設計と建造より武蔵の部分をより詳細に研究した書籍です。公試データや船殻構造等詳細に載っていはいますが、模型製作にはあまり役に立たないと思います。沈没要因、沈没経過等も載っていますが、最後のほうでは諸外国の戦艦との比較論などもありますので、海外艦との比較が好きな人にはうってつけかもしれません。尚、表紙画像の掲載許可済みです。 |
No.4 | 書名 | 戦艦大和・武蔵戦闘記録 | |||||
著者 | アテネ書房編集部 | 出版社 | アテネ書房 | 定価 | 8,000+税 円 | ||
発売 | 2000年 9月1日 |
入手性 | 良好 | 雑誌コード | ISBN4-87152 -210-5 C0021 |
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総ページ数 | 514ページ | 模型用 資料性 |
△ | ||||
内容 | 防衛庁防衛研究所図書館に所蔵・保管されている、戦艦大和の捷一号作戦時と天号作戦時の戦闘詳報、戦艦武蔵の戦闘詳報と戦時日誌、捷一号作戦時の栗田艦隊第一戦隊と天号作戦時の大和艦隊の戦闘詳報で構成された本です。当時の記録をそのまま伝えてあり、大和・武蔵ファンは必読の一冊でしょう。尚、表紙画像の掲載許可済みです。 |
No.5 | 書名 | 戦艦大和図面集 | |||||
著者 | ヤヌス・シコルスキー著、原勝洋訳・監修 | 出版社 | 光人社 | 定価 | 5,000+税 円 | ||
発売 | 1998年 2月19日 |
入手性 | 良好 | 雑誌コード | ISBN4-7698-0845-3 | ||
総ページ数 | 190ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | The BATTLESHIP YAMATO ( Anatomy of the Ship ) 【Conway Maritime Press刊 25ポンド 1988年出版 】の日本語版。 モデラーでもある氏による資料で、600点近くの詳細図面で構成されているので大和を作る為には最適な資料の1冊といえます。昔タミヤニュースで、外国艦のほうが民間からも政府や軍からも資料を提供されるので模型化がしやすいが、日本艦の場合写真自体の公表がされなかったり、遺族会との絡みがあって模型化が難しいというような事が書かれてました。こんな理由もあり、日本の資料より海外の資料のほうがいいものが出てしまう場合もありますが、この本はまさにその一つといっていいでしょう。 |
No.6 | 書名 | 日本軍艦史稿第4集 超大型艦 | |||||
著者 | 遠藤昭著 | 出版社 | 個人出版 | 定価 | 3,000 円 | ||
発売 | 1978年 2月25日 |
入手性 | 不可 | 雑誌コード | なし | ||
総ページ数 | 50 ページ、図面 11枚(A1) | 模型用 資料性 |
△ | ||||
内容 | 各種艦艇関係の書籍を執筆されている遠藤昭氏の所有する膨大な資料を項目別に分け一時通信販売のみで領布していたことがありました。本号は、特に日本の超大型艦や戦艦関係の秘蔵資料を特集しており、私はこの号のみを入手しました。八八艦隊や大和計画艦等の資料が盛りだくさんですので、仮想戦記を書くにはもってこいかもしれません。 しかしながら、この資料を読む為には前出の戦艦大和・武蔵設計と建造を所有している事が前提となってます。 |
No.7 | 書名 | スーパーイラストレーション 戦艦大和 モデルアート9月号臨時増刊 |
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著者 | 岡本好司著 | 出版社 | モデルアート社刊 | 定価 | 2,000 円 | ||
発売 | 1993年9月30日 | 入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | 08734-9 | ||
総ページ数 | 106 ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | 私見ではありますが、私としては戦艦大和図面集と双肩をならべるくらいの良書と思っています。 立体イラストレーションとなっているため、模型を作るには大いに参考になるし、現在も入手可能。大和の模型を作るならば是非この本も入手しておきたいですね。 |
No.8 | 書名 | 軍艦の模型 −基礎から実技まで− | |||||
著者 | 泉江三編 | 出版社 | 海文堂刊 | 定価 | 3,500円 | ||
発売 | 1971年9月25日 | 入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | なし | ||
総ページ数 | 323 ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | 日本でも数少ないの艦艇模型専門書で、やはり艦艇関係では有名な泉江三氏が執筆されています。1/100の駆逐艦秋月の木製モデルを中心に製作記事がかかれていますが、プラモとしてはニチモの1/200の大和が作例となっていますのでこれもタミヤの大和を作る為には結構参考となります。またトースカン等の治具の使い方も載っていますので、フルハルで作る人には参考になると思います。なを表紙は、舞鶴、呉、横須賀、佐世保の4色の艦艇色で印刷されていますが、印刷の為実際とは若干異なるとの事です。 |
No.9 | 書名 | 戦艦 大和・武蔵 −艦船模型の製作と研究− |
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著者 | 河井登喜夫著 | 出版社 | 海文堂刊 | 定価 | 5,600円 | ||
発売 | 1980年9月20日 | 入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | なし | ||
総ページ数 | 210 ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | やはり日本でも数少ないの艦艇模型専門書の1つですが、題名のとおり大和・武蔵の製作の為の本となってます。1/100の大和の模型(もちろん自作)の作成を中心に解説されてますが、煙突まわり,カタパルト,軌条などモデラーにとっては作り込みしていきたい細かい部分を多数の拡大写真や丁寧な図により解説されており、マストなど最新の資料とは多少は違うものの、大和の製作にはかなりの参考となります。古本屋などで見かけたときは買っておくとよいでしょう。 |
No.10 | 書名 | 【海軍艦艇史1】 戦艦・巡洋戦艦 | |||||
著者 | 福井静夫著 | 出版社 | KKベストセラーズ | 定価 | 8,000円 | ||
発売 | 1974年8月1日 | 入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | 0072-211013-7617 | ||
総ページ数 | 432 ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | 日本の艦艇研究家では第一人者である福井静夫氏が、弩級前戦艦富士から超弩級戦艦大和・武蔵まで日本の戦艦・巡洋戦艦を全てまとめた写真集です。掲載されている写真は1600枚近くあり、しかも各写真とも鮮明である為資料性がかなり高い写真集といえます。 |
No.11 | 書名 | 季刊 丸 Graphic Quarterly 写真集 日本の戦艦 |
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著者 | 丸編集部 | 出版社 | 潮書房 | 定価 | 580円 | ||
発売 | 1970年11月10日 | 入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | なし | ||
総ページ数 | 184ページ | 模型用 資料性 |
○ | ||||
内容 | 福井静夫氏の日本海軍艦艇史戦艦・巡洋戦艦が出る前に出版された為、大和型に関してはよく知られている写真しかない。写真はどちらかというと露出気味で印刷されているが、印刷があまり良くない。ただしハードカバー版ではこの本よりは良いようだ。内容も一般的な内容しか掲載されていない。 |
No.12 | 書名 | 季刊 丸 Graphic Quarterly 写真集 続 日本の戦艦 |
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著者 | 丸編集部 | 出版社 | 潮書房 | 定価 | 580円 | ||
発売 | 1972年4月10日 | 入手性 | 古本 オークション |
雑誌コード | なし | ||
総ページ数 | 184ページ | 模型用 資料性 |
△ | ||||
内容 | この本も福井静夫氏の日本海軍艦艇史戦艦・巡洋戦艦が出る前に出版された為、大和型に関係の写真及び資料は更に少ない。ただし他の戦艦では前巻に掲載されなかった写真が掲載されているので大和以外の戦艦を作るにはまとまった資料となっています。この本の印刷も前巻と同じ傾向にあります。 |
No.13 | 書名 | 【歴史群像】太平洋戦争シリーズ11 大和型戦艦 |
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著者 | 歴史群像 編集部 |
出版社 | 学習研究社 | 定価 | 1,600 (1553+税) 円 | ||
発売 | 1995年6月1日 | 入手性 | 良好 | 雑誌コード | ISBN4-05- 601261-X |
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総ページ数 | 190ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | 現在手軽に入手できる大和関係の資料と言ったらこの本でしょう。日本海軍艦艇保存会の手による1/100大和も非常に参考になるし、内容も充実しています。難を言えば写真が全体的に暗いところですが、大和を作るなら是非入手しておくべきでしょう。 |
No.14 | 書名 | 【歴史群像】太平洋戦争シリーズ20 大和型戦艦2 |
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著者 | 歴史群像 編集部 |
出版社 | 学習研究社 | 定価 | 1,800 円 | ||
発売 | 1998年11月1日 | 入手性 | 良好 | 雑誌コード | ISBN4-05- 601919-3 |
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総ページ数 | 204ページ | 模型用 資料性 |
◎ | ||||
内容 | 太平洋戦争シリーズ大和型戦艦の続編です。1/100大和も非常に参考になりますが、この本の注目する点は写真が鮮明で、引き伸ばされている為、新しい発見が何ヶ所もあります。大和を作るなら是非入手しておくべきでしょう。ただし考証的に疑問な点もあるので、複数の書籍で確認された方が良いのではないかと思います。 |
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丸スペシャル 軍艦メカ1 日本の戦艦 | ||
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石橋孝夫氏他 |
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潮書房 |
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1,300 円 |
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1980年2月26日 |
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難 |
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162ページ |
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第2次大戦中の日本の各戦艦の檣楼、艦首、前甲板、火器、煙突、後檣、後部艦橋、航空兵装、艦尾、後甲板と分け、それぞれの違いや特徴を詳細に解説した良書。古本屋などで見つけたら是非入手しておきたい一冊である。 |
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丸スペシャル52 日本海軍艦艇シリーズ 戦艦大和・武蔵 | ||
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阿部安雄氏他 |
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潮書房 |
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450 円 |
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1981年6月15日 |
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難 |
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68ページ |
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福井静夫氏の日本海軍艦艇史 戦艦・巡洋戦艦より後に出版されたこともあり、新たに見つかった武蔵の写真も含まれ非常に良い資料となっている。写真も戦艦・巡洋戦艦に比較し鮮明度は低いが、多数掲載されているのでこの本も見つけたら入手しておきたい1冊である。 |
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丸スペシャル115 日本海軍艦艇シリーズ 戦艦大和型 | ||
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阿部安雄氏他 |
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潮書房 |
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600 円 |
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1981年9月12日 |
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難 |
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88ページ |
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52集と写真や記事がダブっているものの、52集がなければ買っておいたほうが良いでしょう。また外国艦やモンタナ級の解説などもあります。写真の質はこれまでの潮書房の雑誌と同じくやや露出気味の白っぽく鮮明度の低い写真となっているのは残念です。 |
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第2次大戦ブックス86 戦艦大和 | ||
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遠藤昭著 |
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サンケイ出版 |
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980 円 |
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1981年6月10日 |
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難 |
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ページ |
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東宝映画「連合艦隊」が上映された頃に発売された本です。遠藤昭氏は平賀造船中将より藤本造船少将を買っており(これは他の艦艇研究家でも同じです)それに目をつぶれば大和について大抵の知識は入手できます。ただし写真の多くが、東宝映画「連合艦隊」に使われ、その後あの船の科学館におかれたドーショーもない大和の模型の為気が削がれてしまいますが。 |
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Warships 25 | ||
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Hans Lengerer著 |
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CONWAY MARITIME PRESS |
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2.5 ポンド |
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1983年1月 |
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総集編 Warships VI に掲載と推定される |
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72ページ |
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これはこの号に掲載された The Japanese Super Battleship Strategy Part 1 を見てほしい。ここには大和の 模型の写真が載っているのだが、それがすごい。スケールが 1/1200 にもかかわらず2段になった手すりから人間まで模型化されている...ホント、すごいです。 |
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モデルアート6月号臨時増刊 ウォーターラインスペシャル5 戦艦大和 | ||
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モデルアート誌各ライター著 |
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モデルアート社 |
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700円 |
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1977年6月25日 |
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難 |
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70ページ |
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初回のWLSの戦艦大和を元にディテールアップ方法を解説した模型特集号。 |
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カスタムCAR 1981・12月臨時増刊号 戦艦大和 | ||
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遠藤昭氏他著 |
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芸文社 |
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600円 |
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1981年12月 |
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極難 |
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154ページ |
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この本も東宝映画「連合艦隊」が上映された頃に発売された雑誌ではあるが、内容はかなりマニアックな割には一般向けに作られている。値段等を考えるとお買い得といえるが、ここに列記した本があれば特に必要性はない。 |
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WWII SERUES DX Vol.2 戦艦大和 | ||
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河井登喜夫氏、原勝洋氏他 |
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学習研究社 |
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4,700 円+税 |
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1998年12月8日 |
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良好 |
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144ページ |
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河井登喜夫氏の作成された1/100の戦艦大和が非常に圧巻です。また、この本に掲載された数点の写真には新規の物もあり、既存の写真でも鮮明で、引き伸ばされている為、新しい発見が何ヶ所もあります。大和を作るなら是非欲しいところです。 |
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別冊歴史読本 戦記シリーズ 43 戦艦大和と武蔵 | ||
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太平洋戦争研究会 |
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新人物往来社 |
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2,000 円 + 税 |
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1998年10月18日 |
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良好 |
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196ページ |
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後日掲載。 |
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モデルアート 1998年10月号 特集 日本海軍戦艦 大和・武蔵 | ||
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衣島尚一氏、松本晃孝氏、サクライマサノブ氏、秋山いさみ氏 |
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モデルアート社 |
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980 (930+税) 円 |
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1998年8月26日 |
|
良 |
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|
P4〜P53 |
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後日掲載。 |
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戦艦大和建造秘録 | ||
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原勝洋氏 編著 |
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KKベストセラーズ |
|
6,667+税 円 |
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1999年7月17日 |
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良好 |
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494ページ+折り込み図面6枚 |
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最近になってアメリカで発見された大和の工事記録や写真が掲載されています。資料は実工程や作業法が主体で、模型製作の資料には向きません。また写真もあまりにも小さく検証が出来にくいので、この写真を引き伸ばした本が出版されるのを待ったほうがよいでしょう。 |
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甦る戦艦大和 超精密1/100スケールモデル特写 | ||
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|
河井登喜夫氏 監修 |
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工作舎 |
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3,200+税 円 |
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1999年9月30日 |
|
良好 |
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140ページ |
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「WWII SERUES DX Vol.2 戦艦大和」と同じと思われるが、河井登喜夫氏の作成された1/100の戦艦大和をCCDカメラで撮影し、大和に乗艦したという雰囲気を表わそうとしており、各部署の詳細が見られる。巻末の方にある「聯合艦隊」1/100の戦艦大和関連資料が大和作成に資料になると思う。 |